【オススメ本】 神田昌典 「成功のための未来予報」

成功のための未来予報
神田昌典
きずな出版
2014-03-24

 

 

 

私が小学生の頃、算数と体育に関しては誰にも負けない自信がありました。
算数の成績も、50m走も、おそらく日本トップレベルだったと思います。

 

 
「人生に” if ”を付けることができるのであれば・・・」

 

 

私は、小学生の頃に戻り、算数かスポーツで食べていく道を選択するでしょう。

 

 

では、小学生の頃に、なぜその選択をしなかったのか。

 

 
教育者がそれを許さなかったからです。

 

 

「武田、お前は文系科目(国語や社会)をもっとやらないと、志望校に行けないぞ」
と言われたことは一度や二度のことではありません。
実際に行けないと思いました。ですから、趣味の算数に没頭する時間を減らしました。スポーツも止めました。

 

 

日本の教育というものは、結局は偏差値や学歴に自分の未来を委ねるシステムです。他人の尺度に合わせ、他人との比較の中で、ジェネラリストを育成する、一種の洗脳だと思います。

 

 

では、若い人たちが、他人の尺度に委ねることなく、自分にしか出来ないことを追い求めたらどうなるだろうか。きっと、自分の望みどおりの道に進めるでしょうし、その道のトップになることも出来るでしょう。

 

 

 

 

 

さて、本書は、神田昌典氏が栃木県立宇都宮白楊高等学校というところで全校生900名の前で行なった講演がベース。テーマは「成功のための未来予報」

 

 

なぜ、神田昌典氏がこの高校の全校生の前で講演をされたのかよく分かりませんが、これからの未来を背負う高校生に、未来を描くことの重要性、自分の未来の可能性を説き、未来へのビジョンを描くために以下の「7つの未来予報」を披露しています(「予言」ではなく、「予報」です)。

 

 

第1の未来予報   お金がなくなる
第2の未来予報   会社がなくなる
第3の未来予報   病気がなくなる
第4の未来予報   国境がなくなる
第5の未来予報   学校がなくなる
第6の未来予報   貧困がなくなる
第7の未来予報   制約がなくなる

 

 

それぞれの詳細は本書をご覧下さい。
神田昌典氏自身も、この「7つの未来予報」は、「かなり、ぶっ飛んでいます」(P32)と言っている通り、いかさま預言者が現れたのかと思う人もいると思います。しかし、私が本書を最初に読んだ時は、「第1の未来予報」以外は、「既に、今の時代がそうなってねーか!?」と思いましたし、「第1の未来予報」も本書を3回読んだ時には納得できました。「そうなるかもね」と。

 

 

10年後の世界や、10年後の自分を想像できる人はほとんどいないでしょうし、私も想像できませんでしたが、本書を読むと10年後の未来はがらりと変わるだろうなぁ、ということがなんとなく見えてきます。そして、過去に” if ”を付けることはできないけれど、未来は自分で選択できる、とも。

 

 

ここからどれだけ未来を想像できるか、読後が大事な一冊だと思います。

 

 

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