経理部に異動してきた社員に読ませたいオススメ本

先日、新入社員に読ませるオススメ本を紹介しましたが、その続編として、(新入社員ではないけれど)他部署から経理部に異動してきた “ある程度簿記・会計の知識はあるけど詳しいわけではない” という社員に読ませたいオススメ本をいくつかピックアップしておきます。

 

 

 

 

▼ まずは、『稲盛和夫の実学』
先日書評を書いたところですが、素晴らしい会計書だと思います。経営者向けに書かれた本ですが、経理部が社内外の利害関係者のためにどのような責務を負っているのかということを痛烈に感じると思います。

 

稲盛和夫の実学―経営と会計
稲盛 和夫
日本経済新聞社
2000-11-07

 

 

 

 

 

 

▼ 経理部が社内外の利害関係者のためにどのような責務を負っているのかということが分かれば、正しい決算書を作成し、財務分析を徹底して行い、各利害関係者の求めに応じて財務分析結果を報告していかなければならないということが分かると思います。では、その財務分析をどうやってやるのかという点においての必読書が『IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ』
財務分析というものは、前期と当期の数字を比べて増えた・減ったとか、他社の経営指標と比べて良い・悪いとか、そういう表面的な数字をなぞるだけのものではなく、企業実態を把握することであり、そのためには観察力、想像力、センス、数字に対する好奇心なども必要だということが書かれています。

 



 

 

 

 

 

▼ 税務をイチから勉強してもらいたいという方には、三木義一先生の本がオススメ。まずは以下の2冊から税務に親しみをもってもらうのが良いかと思います。『よくわかる税法入門』は最近全面リニュアルし「第9版」が発売されました。

 




 

 

 

 

 

▼ 監査をイチから勉強してもらいたいという方には、最近発売された『財務諸表監査の実務』がオススメ。監査実務のことがこれほどよくまとまっている本はないでしょう。

 

 

財務諸表監査の実務
南 成人
中央経済社
2015-04-08


 

 

 

 

 
▼ 連結をイチから勉強してもらいたいという方には、”連結の女王”こと飯塚幸子先生の『連結会計の基本と実務がわかる本』がオススメ。連結実務で必要となる主要な仕訳ほとんどカバーされていると思います。

 


 

 

 

 

 
▼ 番外編
他の部署から KY な上司がやってきてウンザリということがあれば、上司の机の上にこの本をこっそり置いてみてはどうでしょうか?  ”人間関係” に関する本ですが、イチオシです。某上場企業では社内の課題図書にしてました。

 

自分の小さな「箱」から脱出する方法
アービンジャー インスティチュート
大和書房
2006-10-19