関西学院大学商学部卒業。在学中は、財務会計界の権威である平松一夫元学長のもと、証券取引法に基づくディスクロージャー制度について研究し、会計を生業とすることを決意する。
公認会計士試験合格後、新日本監査法人、あずさ監査法人に入所。試験合格後、「人が10年かかって到達する所へ5年で行こう」と思い、当時最も仕事が厳しいと言われていた部署へ配属を希望。入所直後から夜中も休日も働き、上司から「働きすぎだから、担当する仕事を減らせ!」を言われるも、上司を説得し、働き続ける。
1年目からは異例の監査の現場責任者(主査)に抜擢され、国内上場企業の法定監査のみならず、米国・EU(欧州連合)の上場企業の法定監査や内部統制監査・コンサルティング、独立行政法人・特殊法人等の監査・会計コンサルティング、医療法人の財務コンサルティング等、幅広い業務を精力的にこなす。
監査実務を一通り学んだ後、監査する側ではなく、監査される側の決算・開示実務の苦労を学ぶため、東証上場企業財務経理部門に勤務。決算・開示実務全般を担当する。
上場企業であっても、多くの会社で決算・開示の「仕組み」が出来ていない現状を目の当たりにし、世の中の企業の経理・決算・開示業務変革の役に立ちたいという想いから、2005年、財務会計コンサルティングを設立、代表取締役就任。「経理を変えれば、会社は変わる!」との信念に基づき、上場企業から中小零細企業まで、幅広い会社の経理の仕組みづくりに貢献し、多くの経営者から圧倒的な支持を得る。
2008年、自己の信念を貫くため、経営者としてではなく、公認会計士として、新たな挑戦と貢献をしていくことを決意し、個人事務所(武田公認会計士事務所)として再独立。
再独立後も、「経理を変えれば、会社は変わる!」との信念はブレることなく、上場企業を含む数多くの企業の「経営と会計をつなぐアドバイザー」として、コンサルティング、セミナー、執筆を通し、経営者・起業家へ会計を分かりやすく伝える仕事を行っている。
2011年3月、東日本大震災において自身のクライアントを含む多くの企業が直接的、間接的被害を受けたことを目の当たりにし、従来のコンサルティングというものの在り方を見直すと共に、自分に一体何ができるのかを考え直す。
そして、会社経営者にとって、最も大切であり、最も難しいテーマは「会社を絶対に潰さない」ということであり、そのためには「キャッシュの最大化」と「安定的な黒字化」が不可欠であると考え、中小企業の倒産を1社でも多く回避させ、中小企業の社長を笑顔にするめに、「黒字社長塾」を立ち上げる。
従来から行なってきた会計・財務のコンサルティングの経験やノウハウを活かし、新規借入やリスケといった銀行対策に依存せず、会計(経理)をきちんと経営に活かすことによって事業再生を行なうという健全なるアプローチによって、「黒字社長塾」のすべての塾生を黒字社長にすることを目指す。
現在、個人事業主から中堅規模企業の社長まで多くのクライアントの経営相談に応じている。
趣味は旅行、読書、筋トレ。好きな食べ物は「神座」のラーメン。将来の夢は世界一周と田舎暮らし。座右の銘は「為せば成る」。武田信玄の弟の直系。